肥前国庁跡 (ひぜんこくちょうせき)




国指定史跡(平成元年9月22日指定)

奈良時代後半~平安時代前期(約1230年~1050年前頃)にかけて、古代肥前国(現佐賀・長崎県)の中心となった役所跡で、
東西約83m、南北約106mの筑地塀で囲まれた国庁域を有する。

国庁の全容が明らかになっている遺跡は全国で数ヶ所しかなく、古代の地方行政府のありかたを知るうえで、貴重な遺跡である。


場所:佐賀市大和町大字久池井2738-2

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肥前国庁の概要

肥前国庁は8世紀後半に創建され、9世紀前半に国庁域が拡大して筑地塀となり、
後殿が出現し、東西の脇殿が長棟化して、すべての建物が掘立柱建物から礎石建物に建て替わる。

さらに9世紀後半代には、正殿に小翼廊が付き南門に取り付く筑地塀も特殊な構造となり、
太宰府政庁とよく似た形状の建物配置となる。

10世紀後半には国庁の役割を終える。

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